もう働きたくない!

常識を疑い、固定観念を破壊する――。

「深く狭く」と「広く浅く」はどちらが良いのか

「深く狭く」と広く浅く」はどちらが良いのか
「深く狭く」と広く浅く」はどちらが良いのか

「深く狭く」と「広く浅く」。

勉強であれ、スポーツであれ、何であれ、何かをするときに悩む究極の選択です。

その答えをここに記します。

あなたが特別頭が良かったり、その分野について特別に興味を持っていたり、何か理由がある場合は「深く狭く」の道に進んでも良いでしょう。

しかし、そうでない場合や、あなたがただの凡人だという場合は「広く浅く」の道に進んだ方が良いと私は思います。

なぜなら、「深く狭く」とはその道を極めるということだからです。
「深く狭く」と基本的なことはマスターして応用段階に進むということです。 応用段階に進んだ時、果たしてあなたはそのレベルについていくことができるでしょうか。
ほとんどの人は「難しい・・・」と断念して諦めることになるのではないでしょうか。 諦めないにしても、あなたが特段頭が良くなかったり、その事柄に向いていなかったら、そこに多大な時間や労力をを費やすことになることは必須です。

「パレートの法則」というものがあります。別名「8:2の法則」です。
例えば100点満点の試験があったとして、80点を取るには2割の労力が必要で、残りの20点を取るのに8割の労力が必要だということです。
あなたが80点取るのに10時間費やしたとしたら、残りの20点を取るためには40時間必要だということです。

この40時間は果たしてあなたにとって本当に必要な労力なのでしょうか。
「深く狭く」やるべき理由あるなら別ですが、無いのだとしたら、「広く浅く」の道に進んだ方が賢明だとは思いませんか?
40時間あれば、4つの分野で「広く浅く」習得することが可能になります。

「広く浅く」であっても基本的な部分をマスターしていれば、複数の分野の「広く浅く」がシナジー効果を発揮し 新たなアイデアが思いついたり、窮地に陥った時など思わぬタイミングで役に立つ場面は相応にあります。
これが、所謂スティーブ・ジョブズの名言「Connecting Dots」です。

つまり、人生どこで何が役に立つかはわからないということです。